January 26, 2009
2月2日(月)の夜に講演会を行ないます。世界の紛争問題に関心のある方々と会場で対話をすることができたら幸いです。
講演:『市民による平和構築-紛争犠牲者を悼む』
講師:池上善晴(NPO法人IPAC:http://www.ipac-j.org )
日時:2月2日(月)19:00~20:30 (登録不要・入場無料)
会場:東京都渋谷区神宮前5-53-67 東京ウィメンズプラザ2階第1会議室A
( Map→http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html)
内容:日本の市民による平和構築のあり方について、あまり知られていないスリランカの民族紛争をケースにお話しします。25年以上続いたスリランカの民族紛争は今月政府軍によるゲリラ本拠地制圧で最終局面に入っていますが、その一方で市民への拉致や拷問・暗殺も頻発しています。実際に現場で調査した犠牲者の声をお伝えし、テロとの戦いの裏に隠されていた真実や、我々一般市民の関わり方について話しながら、参加者と意見交換をいたします。
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January 23, 2009
紛争解決手法のトレーニングとして『協調的交渉術』の紹介をセミナー形式で行ないます。講師は米国コロンビア大学でコラボネゴのトレーニング・プログラムを修了した若林計志さんです。参加ご希望の方は下記メールアドレスまでご連絡ください。
講師:若林計志(ブログ:http://plaza.rakuten.co.jp/kazwaka/)
日時:2月1日(日)9:30~12:00
会場:東京都千代田区飯田橋3-10-3 東京しごと財団『しごとセンター』5階セミナー室 (http://www.tokyoshigoto.jp/traffic.php )
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新しい平和教育活動をワークショップ形式で行いませんか。
ボランティア・スタッフ募集(1~2名)
業務内容はワークショップ(WS)事業の企画実施が中心で、この他に広報や事務も行います。活動場所は主に東京都内の公共施設セミナー会場で、活動日は週末土日が中心です。報酬は無給で交通費補助のみです。
WS事業では日常における対立解決のための手法や交渉術を日本社会に広めます。
平和と教育に関心があり、関連分野を学んだ方や経験のある方を歓迎します。一緒に東京でワークショップを実施しながら専門家より手法を学び、実際に講師にもなっていだきます。
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December 18, 2008
「物事は、初めはきまって少数の人によって、ときにはただ一人ではじめられるものである」(ガンジー『私の非暴力』より)
良心の声に従い、活動を始めました。しかし実際に組織を作っていくには数人の「核」となる仲間が必要です。少数でいいのですが熱意ある人材を探しています。よかったら一緒に新しい活動モデルを創りませんか。
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高い理想を持ち、現実社会の中で一歩ずつ実現していくことが大切だと考えます。
実際に紛争地域での支援活動を行なうと、民間NGOとして報酬は少なく、それでいて活動内容からかなり重要なこと、末端の人間まで高度な判断力を要求されます。NGOとして現場で平和支援分野に携わるには、複雑な紛争関係者の利害を洞察し(相手の真意を読み)、危険を回避しながら(危険を常に予測して対応)、どのような状況でも独自に健全な判断を下す能力(経験にもとづいた判断のセンス)が求められます。それでいて、活動成果はほとんど目に見えず、しかも和平から戦闘に逆戻りして蓄積した成果が無に帰することがしばしばあります。
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大きな学生ネットワークであるIVUSA(国際ボランティア学生協会)さんのブログTurning Pointに当団体理事の伊勢崎や池上が紹介されました。(http://turningpoints.jp/list-interview.shtml)
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人間の命の大切さが基本、これがないとダメ、薄っぺらなものになる。
NGO業界では現場で非情に徹し目前の人道危機にも動じないことがプロフェッショナルとされることもありますが、我々ピースワーカーのアイデンティティとして「命の価値の普遍性」という原点をもう一度確認する必要があると自戒しています。
ここで1つ注意しなければならないのは、思いやりや他人への共感は人間が潜在的に持っているものであるが、本性のままでは発現しないということです。つまり日々の心の実践により、意識して他者の痛みを感じ取る努力が必要だと思います。このためには紛争犠牲者の声なき声を聞く作業と、我々ひとりひとりが想像力を働かせることこそが大切ではないでしょうか。
「いたわり」「他人の痛みを感じること」「やさしさ」みなにたような言葉である。この三つの言葉はもともと1つの根から出ているものである。根といっても、本能ではない。だから、私たちは訓練をしてそれを身につけなければならないのである。(司馬遼太郎『二一世紀に生きる君たちへ』より)
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当団体を設立した当初は、平和活動は効率的かつ合理的であるべきと考え、海外プロジェクトのより技術的なことをもっぱら議論し、視点は日本の対外政策や現地の政治にありました。しかし、実際に平和活動を試行錯誤した結果、これまで軽視していた草の根の人々の心の問題にまで行き着き、結局これまで否定していたところの人格主義に回帰いたしました。
憎悪と暴力の連鎖の中で平和支援を行なうこと、特に民間人の立場で行なうのは、被害をあった人々に耳を傾け、失われた人間の価値を取り戻すことが大切なアプローチだと思います。人間に価値を与えること、それぞれの人が自分は大切だと認識してもらうこと。そしてこの活動に従事する者は愛を持ってあたることです。
平和とは暴力的対立の無いだけの状態ではなく、より積極的に人間が生き生きとしている世界だと考えます。平和な世界を作ることは人間の意識が変わること、魂を高めること、愛を持って人間がその人自身の価値を感じることです。まずは身近なところからそのような人間のコミュニティーを作ることが必要と思います。平和な心が平和な家庭や安心できる社会、そして国や世界の平和へつながると信じています。世界と生活を結びつける一貫した生活態度が求められています。
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平和への方法はいろいろあると思います。当団体は特定の宗教や政治的信条に依拠していない、純粋な市民団体です。また海外の紛争現場でも実際に活動する目的から特定の政府に対する人権問題等についての糾弾や、直接的な反戦デモのような活動スタイルはあえてとっておりません。あくまで人道主義という原理原則持ち、中立とバランスを旨に穏やかなコミュニケーションによる相互理解と共通の価値の創造によって、対立する人間集団の間をつなげていく市民の「架け橋」を目指しています。
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昨年度から1年以上NGOとしての活動が停滞していました。これまでの活動の反省に基づき、公的な資金を用いて海外で援助プロジェクトを行うことが目的の『NGO屋』ではなく、真に市民による自発的な平和活動(運動)を志向する市民団体であることを目指し、①平和の理念や高いビジョンを前面に掲げ、②身近な日本国内での啓蒙活動に力を注ぐこと、の2点を念頭に講演やセミナー開催などの新しい方向で再び活動を本格化します。このHPもしばらく休止していましたが再開いたします。団体の公的なHPですが、今後は広く社会へのコミュニケーションの手段として代表者が中心によりフランクなブログ形式で意見を掲示いたします。
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March 20, 2007
昨年のジャワ島支援事業開始以降、インドネシアで紛争問題に関する分析を現場から少しずつ開始いたしました。アチェや東ティモール独立のように地域独立を目指すゲリラと国軍の紛争の場合には資源や構造的暴力(日常の人権侵害)の問題が原因にあり、またマルクのようなキリスト教徒とイスラム教徒間の暴動でも両者を煽る外部勢力があることがわかりました。これら紛争の背景には軍事支配による利権や軍産複合体も含めた大きな背後があると考えられますが、海外のNGOが取り組むにはかなり困難があるといえます。当団体は紛争地域での直接的な平和支援活動を優先する方針から、背後問題(人権問題は他のアドボカシー系団体に委ねます)に直接言及したり現地政府を公に批判するアプローチはとりません。しかし、紛争問題の核となる原因(root cause)をしっかり把握し、当団体の活動が紛争の包括的な解決の一部になることを目指します。
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当団体の創設メンバーでもある古澤嘉朗氏(広島大学)の紹介でガジャマダ大学(Gadjah Mada University)の安全保障・平和センター(Center for Security and Peace Studies)に伺いました。紛争解決や平和研究の分野ではガジャマダ大学のセンターがインドネシアでは有名です。大学には紛争解決の修士コース(Masters Program in Peace and Conflict Resolution)もあり、Training divisionのDiah Kusumaningramさんによると英米の手法を取り入れながら、インドネシア各地の紛争問題をセンターで分析しているようです。コース内容ではジェンダーの視点も強く、印象に残りました。ジョグジャカルタのガジャマダ大学は日本で例えると京都大学のような存在ですが、これとは別に首都のジャカルタ大学を中心とするネットワークも広がっているようです。
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直接平和支援活動ではありませんが、インドネシアジャワ島で地震被災者支援を無事に行うことができました。これは多くの専門家の皆様の人脈のおかげなので、ご協力いただいた関係者の皆様に感謝いたします。事業企画時に現地で活動できるインドネシア語に堪能な人材を急募しましたが適任者が見つからず、インドネシア研究者の皆様に大変お世話になりました。特にアチェの専門家である東京大学教養学部地域文化研究学科の西芳実先生にご相談して大変お世話になり、東京大学東洋文化研究所教授の加納啓良先生のご紹介から現地で日本人会の物資を自発的に配布していた石黒要さん(ガジャマダ大学大学院)及び東順子さん(日本語学校講師)に現場スタッフとなっていただいたことで支援が実現しました。海外での活動は地域研究者の皆様との協力が要となります。スリランカに引き続きインドネシアでも専門家の皆様と協力を広げていきたいと希望しています。

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<仮設教室の建設>
地震の被害が最も大きかったバントゥールでは損壊した一部校舎跡と中庭に仮設教室を5棟11教室建設した。各棟は2教室ずつあり、1棟のみ3教室、各教室の広さは4x6mである。建築物は太い竹の枠組みに竹で編んだ壁で周りを囲んだ単純な構造で、屋根に関しては損壊した校舎の使用可能な瓦を一部再利用、残りはヤシの葉の屋根を乗せた。換気用に壁上部は柵状にしてある。また床にはセメントを施し、雨季に備え外から水が浸水しないような構造とした。建設にあたっては、学校側、村の有力者、児童の親で構成される教育委員会との話し合いを通じ、各方面の協力体制を確保し、現地提携NGOのフィールドオフィサー4名が現場に常駐し、資材購入、日雇いの大工、住民ボランティアの調整にあたった。
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<トラウマケアとインフォーマル教育>
クラテンでは7月1日日から実施、被災児童の地震による心的トラウマを癒し、ストレスを軽減するための様々な心のケアを実施した。対象児童はブルサン第2小学校180人全員である。事業実施に先駆け、提携NGOフィールドオフィサー1名とボランティアスタッフ3名が現地に駐在し、学校側、地域住民に対し活動への理解と了解を得た。活動はまず児童をグループ分けすることから始め、一週間のプログラムを組み毎日夕方3時から日替わりで作画、ゲーム、歌と踊り、伝統芸能、読み聞かせなどのトラウマケア活動を行った。また辛い経験を胸に溜めこまないよう、シェアリングや被災経験を話し合う機会も設け、ストレス軽減を図った。子供達は作画や歌やゲーム、そして伝統芸能を通じ、自己を表現する機会を得て確実に笑顔を取り戻していく様子が伺えた。またこの小学校では児童の親からの強い要望でコーランの読み方と英語の勉強も活動に取り入れられた。
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2006年2006年5月27日に発生したジャワ島地震はジャワ島中部のジョグジャカルタ州を中心ににバントゥールとクラテンの2県に集中して大規模な被害を及ぼしました。当センターが6月上旬に現地調査を実施した際には、災害において最も被害を受けやすいとされる児童の支援に対するニーズは依然高いものでした。この為、当センターはジャパン・プラットフォームから643万円の助成をいただき、仮設教室建設、教育委員会設立、学校間ネットワーック設立、正規教育支援、トラウマケア、図書室整備の6事業を被災児童が最も多かったバントゥールとクラテンの合計2箇所の小学校を対象に行いました。支援事業は2006年6月28日から8月16日の50日間で、古都ジョグジャカルタに拠点を置き、ガジャマダ大学の石黒要がプロジェクトマネージャーとなり、現地在住の東順子が事業調整員となって、現地提携団体のJaringan Relawan Kemanusiann (JRK)と協力して実施いたしました。


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当団体は海外現場での紛争解決の活動を目的に設立され、特にアジア地域での活動を目的にしております。当初からスリランカとインドネシアにおける紛争解決への貢献を目指しており、これらの国々の市民が大きな災害を受けた場合は、何らかの貢献をしたいと思っております。昨年ジャワ島での大地震で多くの児童が被災を受けており、当団体としても人道支援の立場で支援活動をすることになりました。具体的に得意とするソフト分野で教育支援を行ないました。
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March 06, 2007
日本ではスリランカの紛争から北部東部の復興を支援する、現場で働く日本人NGOのネットワークがあります。全体で16団体が参加し、PRAC井上氏とブリッジ・エージア・ジャパンの新石氏がこれを取りまとめ、毎月定期的に情報交換の会合や勉強会をしてきました。当団体もこのネットワークに当初から参加しています。2007年4月12日にはスリランカの元首相顧問、国防次官であった、オースティン・フェルナンド氏(現JBIC顧問)を囲んでの会合を行なう予定です。2002年から2004年までに和平機運があったときに和平交渉の主要なアクターの一人であったフェルナンド氏で、当方も情報収集で当時よく会いに行っておりました。その後の政権交代などで当時のUNP政権関係者は表舞台からいなくなりましたが、和平推進には高いレベルの政治が重要であり、政治は常に不安定で意志決定を行なう数人が常に替わるため、与野党双方の関係者にも日頃から接点を維持すべきだと思っています。
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当団体では紛争と津波の被害を両方受けているスリランカ東部で断続的に活動をしていますが、この地域の長期的な復興を目指して破壊された海岸に原生のタコノキを植える活動が始まりましたので紹介します。当団体の理事でもあるスリランカ研究者の和光大学澁谷利雄教授が『スリランカにタコノキを植える会』を昨年設立して、首都大学東京の高桑史子教授や松山弥生さんと共に2006年12月にスリランカ東部でタコノキ植林を開始しました。タコノキが成長すると、自然の堤防となり海岸を守り津波も防ぎます。また現場で植林事業を担当しているキングスレー・ペレーラ氏によると、異なるコミュニティがこの活動で協力することにより異なる民族間の対話と平和構築にもつながるとのことです。ペレーラ氏はスリランカ和平が盛り上がった2003年当時、セワランカ財団の平和構築担当者で、当方と一緒にスリランカ宗教指導者の対話促進事業を実施したことがあります。スリランカ東部は紛争の火種が多く、別にイスラム系の不満も蓄積しており、国全体が戦闘モードに入った今は「和平」や「平和」など現場で公に言いにくい状況ですが、紛争拡大予防の観点からもこの地域での平和支援は重要といえます。完全な紛争後の平和構築は入りやすいですが、紛争を止めるのに必要な紛争時期の活動は、公に「平和」を目的と表明すると現地政府から承認されず、外国人は現場にも入れません。結果的に平和につながる、いろいろな別のアプローチが必要だと考えます
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